超高齢社会
2023/05/31
超高齢社会
現状はどうなっているのでしょうか。
日本は2007年に世界で初めて65歳以上が21%以上を占める超高齢社会に突入いたしました。2021年には65歳以上の人口は約36.3%に達しており、世界でも最も高い高齢者比率を持つ国の一つとなっています。平均寿命は、男性が約81.6歳、女性が約87.7歳です。
平均寿命が延びた一方で、健康寿命との隔たりがひろがってきております。健康寿命(ヘルススパン)とは、一般的な寿命のうち、人々が病気や障害による制約なく、自立した生活を送ることができる期間を表す指標です。日本の厚生労働省によると、2020年のデータでは、男性の平均健康寿命は約73.9歳、女性の平均健康寿命は約75.8歳とされています。
平均寿命と健康寿命とは約10年の隔たりがあり、多くの方が最後の10年間を支援や介護を受けて生活されているのが現状です。